2009年6月30日火曜日

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プロジェクトマップ経緯








一番始めのプロジェクトマップ

この企画の始まりの時点でのアイデアたち。












二枚目のプロジェクトマップ

少し複雑になっている。










三枚目のプロジェクトマップ

だいぶ整理されてきたが、細かいところはまだ。










09年6月30日現在の最新のプロジェクトマップ

仕事帰りのスターバックスで書いたのでアナログで書いている。企画の土台がいまいちあやふやだったので、あらためて土台を練り直している。

2009年6月24日水曜日

少女危機(仮)課題


- 1 必要な事、やるべきことはなんだろう。
- 2 世界観のブレを少なくしていく
- 2.1 世界観の方向性
- 2.1.1 少女
- 2.1.2 フィールド
- 2.1.3 背景
- 2.1.3.1 etc...
- 2.2 キーワードまとめていく。
- 2.2.1 各自で
- 3 現状の把握、まとめ
- 3.1 全員にわかりやすく図示
- 3.2 現在地の確認。
- 3.3 ゴールの設定
- 3.3.1 どこに設定したら良いだろう?
- 3.4 同人誌の方向性
- 4 パーティーのモチベーションの維持
- 4.1 魅力的なワード
- 4.2 世界
- 4.3 描写
- 4.4 各自の興味対象
- 4.4.1 の方向
- 4.5 インタビュー
- 4.5.1 なにを訊く?
- 4.5.1.1 なにを表現したい?
- 4.5.1.2 どこ(なに)に魅力を感じる?
- 5 「合い言葉」を探せ!
- 5.1 みんなのキーワード
- 5.1.1 アイデアのコンセンサスが取り易くなる!

dainmtの気になっているキーワード!090623
















足りないものがあったら、教えてください。

2009年6月21日日曜日

1-4

逃亡のドローイング
自由への飛翔

疾走弾雨

視界を覆う煌めくデジタル情報

血風瓦解
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“ロゼッタ”は駆け出した。
脚部のサーボが駆動して、白煙をあげながら回転。視界をうねるデジタル信号たちが敵機の集弾予測ポイントで綺羅めく曲線を描き出した。
ジャンプ。
少女とそれを包む機動ユニットが、瞬く間に空へ駆け上がった。
フラッシュ。
敵機をジャミングするためのデコイたちが背部から次々と虹色の軌跡を描いて射出された。
クラッシュ。
敵機から発射された誘導兵器群がそれらに衝突、撃破。
ブレイク。
残った誘導兵器がロゼッタへ殺到。回避。少女後方で自爆。
ダンス。

クロームの軀中から伸びたジェット噴射口が後方に一直線に伸びた。
ダッシュ。

一直線に。

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“エレ”は自分の射撃がすべて敵機を捉えきれなかったことを悟った。
彼女の軀中から幾重にも枝分かれしてブレードが発生し、八重垣を形成した。
相手は高速で飛来する機動兵器。これを捕捉するのは極めて困難だったが、相手の目標は自分の撃破、決定打を失った今、止めを刺しにこちらに一気に接近してくるはず。
それはつまり、自分はもうすぐ死ぬということ。
そしてつまり、相手ももうすぐ死ぬということ。

やってやる。

限界まで加速された視神経は、視界を極彩色に彩った。
フリルからの大量の熱の放出のため、周囲は焼け爛れていた。
両脚のアンカーのボルトが爆発し、地面から固定を解除する。

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“ロゼッタ”が超音速で衝突。
“エレ”の張り巡らせたブレードの85パーセントが大破。
“ロゼッタ”の多重構造装甲ドレスが破片となって衝撃波と共に四散。
“エレ”、高周波ブレードを八方から乱撃。蒸気とオイルの多重の瀑布を描き刃が殺到(ラッシュ)。
“ロゼッタ”の残像(デコイ)を八つ裂きに。CPUの勝利。
“エレ”の胸部に鋼の塊-踵“ヒール”がヒット。
“ロゼッタ”の回し蹴り。
“エレ”の胸部装甲が爆散(パージ)。リアクティブアーマー。ノーダメージ。吹き飛ばされるが着地。
“ロゼッタ”の第三の腕(リボン)がそれを追撃。紡錘形を形成して猛撃。
“エレ”の強制命令介入(フィジカルハッキング)がそれをキャンセル。リボンの構造を分解。
“ロゼッタ”の残り二本の腕が切り飛ばされる。
“エレ”が地中に残した伏兵(ブレード)。戦術ミス。
“ロゼッタ”の腕は最初から使われていない。囮(デコイ)。

猛然と接近したロゼッタから放たれたハイキックがエレの頸椎を破壊。
衝撃が少女の上半身を粉砕した。

それは奇怪なオブジェのよう。
それは乱れ咲いた薔薇のよう。

少女の存在価値がそこに降臨したかのようだった。

2009年6月20日土曜日

1-3

名前。

彼女たちは品番のほかに愛称でもって呼称された。
それは彼女たち自身に人格を認めるものではなく、「兵器には女の名前をつける」という古来よりの慣習によるものだった。

だが、それらは彼女たちのおそらく唯一の持ち物であり、彼女たちはことさらにそれらで呼称されることを好んだ。

明日を迎えられる保証のない身は、それだけ自らの思い出を他人の中に残したいという想いを生んだ。
できるだけ、長く。

自分の存在意義は戦果を挙げることでも視聴率を上げることでもなく、名前を呼ばれることだけ。
それだけだった。

1-2

陽が地平線から姿を現そうとしていた。
仄暗いビルの隙間で、“エレ”は瞼を開いた。

視界の片隅、彼女の人工の眼球の丁度右下に、「観客」たちが集まり始めていた。

「うるさい」

声に出してみる。
自分の幼い発声が余計いらだちを募らせた。

統治歴5065年、10月20日。
今日の客の入りも上々だった。
自分の視覚野に大勢の人間たちがログインしているのだ。

今日、ハンス=ベルメール社の大規模作戦が実行される。
相手は自分と同じ気の毒な少女たち。

こんな殺人ショーのために、なぜこんなヒラヒラしたお仕着せを身に纏わねばならないのか。
このフリルの切れ端一枚で、大勢の難民が救える値段がするだろう。
いや、この社会においては、彼女もまた莫大な値段がついている。

エレは自分もまたこのフリルと同じように装飾品であり消耗品であるのだと実感した。

自分もまた、いつかは相手の放った徹甲弾になぎ払われる日がくる。
それが早いか遅いかの違いだけ。
それを少しでも遅らすために、今日もまた殺すのだ。同じ境遇の相手を。

彼女は自分の傍らに鎮座する鉄塊を見上げた。
30mm機関砲。冗談みたいに凶悪な外見の兵器を、今日もまた担がねばならない。(それこそ冗談のような図だ)
支給された砲弾は連続掃射で3分間しか持たない。
そのあとは肉弾戦だ。

軀中に仕込まれた高周波ブレードはあらゆる構造物をたやすく切り裂くはずだった。相手方の装甲服を除いて。
このゴージャスな衣装はまた、その頑丈さにも莫大な金額がかけられているのだった。

自分は奏者なのだ。
この冗談のような外見の、冗談のような性能を持つ兵器たちの。
エレは自分に言い聞かせた。
そしてこの馬鹿騒ぎは奏者の死によってのみ、一時的な静寂を迎える。
自分は死ぬまで演奏を続けるだけ。

立ち上がると風が頬をくすぐった。
今日も暑くなりそうだった。

1-1

zap,zap,zap
TVモニタのブランク、ノイズ。
上空からのスプリンクラーの雨によって目を覚ます。

34地区に出撃した“ロゼッタ”は作戦開始から200分経過したところで撃墜された。

周囲には街の残骸。
死ぬほどに窮屈な機動ヴィークルのコックピットのモニタの片隅で、液晶パネルがAM2:00を指していた。
ロゼッタはその小柄な軀には不釣り合いの大きさのリボンを不快げに揺らした。
周囲は暗い。
彼女の瞳はおよそ闇夜という脅威から無縁であったけれど、この時間帯は気が塞ぐ。
それは周囲の廃墟がまるで自分の一部、いや自分が廃墟の一部になってしまったのではないかという“あの感覚”に似ている。

機体の残骸から這い出すと、横殴りのビル風が少女の長い銀色の髪とスカートをはためかした。
軀からは接続されたコード類が血管が触手のようにヴィークルに延び、それはさながらヴィークルという人体の心臓が直接体外に摘出されたかのようだ。
事実、彼女は心臓部であった。
対コーポーレート製機動兵器群に対抗するために作られた、不格好で頑丈な機動兵器の、その最もヤワで重要な生体パーツとして、少女は埋め込まれていたのだった。